大正から昭和の混乱期、薬剤師としての道を選んだ創業者　絹巻薫は「薬の専門家として地域に貢献したい」という志を抱き、昭和１０年に大阪・粉浜の地に薬局を開設しました。 老若男女問わず、どんな人からも親しみをもってもらえるようにその薬局は、“コクミン薬局”と名付けられます。

やがて地域のお客様に慕われる薬局として日々繁盛するようになりますが、第２次世界大戦が勃発。創業者が戦線へ招集され、止む無く店舗を閉鎖することになります。しかし、 創業者は「世の中のために貢献したい」という熱い思いを断ち切ることができず、帰還後、再び薬局をオープン。それ以降、地域のお客様の健やかな生活を支えるべく、戦後復興に合わせ、店舗を次々と開設していきます。

その根底には “徹底してお客様に寄り添い、健やかな生活づくりのお手伝いをする”という奉仕の精神がありました。「お客様が健やかな毎日を過ごせるよう、お悩みを一緒に解決する」という思いは今日に至るまで 「企業理念・社訓」として受け継がれています。

これからも常にお客さまの声に耳を傾け新しいニーズを取り込み、お客さま視点に立って徹底的に考え抜き、それを実践しながらお客さまの期待を超える質の高いサービスを提供できる会社であり続けられるよう精進してまいります。お客さまの変わらぬご支援ご愛顧を心からお願い申し上げます。