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熱中症について〜知識と対策〜

2019年08月05日
こんにちは〜(^^♪

毎日すごく暑い日が続きますね。
この頃、マスコミなどで「熱中症」という言葉がよく聞かれますが、熱中症についてしっかりした知識を持ち、対策を知っていることはとても大切ですので、今日は熱中症について書いてみます。



@熱中症は以前なんと呼ばれていたか?
熱中症は以前、熱射病、日射病などと呼ばれていました。
しかし、炎天下だけではなく、屋内での脱水症状など幅広く注意喚起が必要な為、呼称変更されました。
もちろん炎天下での業務など大量の発汗には注意が必要ですが、熱中症は、炎天下のみ起こるわけではなく、水分やミネラルの供給と発汗などのバランスが崩れると起こりやすくなります。
とくに食事の時間があく、長時間の発汗時間が続くなどの時は注意が必要です。
ではここで、水分とミネラルについて少し触れてみましょう。

A 体の水分は水?
人間の体は成人で60%から65%は水分で出来ていると言われています。
この水分はただの水ではなく、全身の細胞に水と必要な栄養素を運んだり、老廃物を運んだりしています。
地球上で、生物が最初に生まれたのは海と言われています。
水とミネラル、栄養素が多い海のなかで細胞が生まれたように、体の水分は水とミネラルなど様々な物が溶けている状態であると言えます。
純粋なH2Oではないのですね。
次にミネラルです。

B なぜミネラル補給が必要なのか
ミネラルは無機質と表現されます。
タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンと並び五大栄養素のひとつとして数えられています。
鉄やカルシウムなどが有名ですが生物の種類や性別、成長段階によって必要な種類や量は異なります。ミネラルは人の体内で作ることはできない為、毎日の食事からとる必要があります。
鉄やカルシウムのように血液や骨の原料として欠かせないものも多くあります。
必須ミネラル、亜鉛、カリウム、カルシウム、クロム、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マグネシウム、マンガン、モリブデン、ヨウ素、リンが定められています。
体維持にはとても大切な物質です。

それでは、熱中症の症状について。

C 熱中症の症状確認
熱中症の症状には以下のものがあります。
めまいやたちくらみ、顔のほてり
筋肉痛や、筋肉の痙攣、足がつる
倦怠感や吐き気、頭が重い、頭痛、
汗のかき方がおかしい、止まらない、出なくなる
などです。
なお、呼びかけに応じない場合、重症であるため、緊急治療が必要です。

症状が出た場合の対応です。

D 症状が出た場合の対応
涼しい場所に移動し休ませる
衣服の締め付けを緩める
エアコン、扇風機などが無い場所では濡れタオルや冷却剤で体を冷やす(主に首元、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に全身の熱を取りやすい)
水分、電解質補給、ゆっくりと飲むことが重要
塩分を取るときは加工塩より天然塩のほうが、様々なミネラルが含まれる為、天然塩を取り入れたほうが良い

E 熱中症、前後の体力補給漢
最近、熱中症の前後に漢方を使用する方が増えています。
水分やミネラル補給の経口保水液と合わせ
熱中症にならないよう、予防に使用したり
熱中症から後の体のだるさに使用されるようになっています。

注目の経口補水液

E熱中症、前後の体力補給漢方
黄連解毒湯(のぼせ、めまい、動悸)


五苓散(暑気あたり、下痢、頭痛、むくみ)


白虎加人参湯(熱感がとれない時)
補中益気湯(体力が戻らないとき)

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